広島の西条酒|saijo sake taste japan

広島の西条酒の街|西条酒蔵

JR西条駅を出発して、酒蔵通りの八つの蔵元をめぐるコースをゆったり散策してみませんか。それぞれの酒蔵では、酒造りの工程を学びながら、蔵の個性を生かした自慢の酒を試飲できます。時期によっては、実際の酒造りを見学できることも。江戸時代、宿場町として栄えた面影をしのばせる史跡やまち並み、代々守り伝えてきた井戸水の飲み比べなど、見どころもいっぱいです。風情ある通りを歩いていて、酒蔵を改装したカフェやショップに出会えるのも、酒都・西条ならでは。お土産には、各蔵の酒はもちろん、西条酒ゆかりのグッズやお菓子もおおすめです。


てくてく西条探検

JR西条駅を出発して、酒蔵通りの八つの蔵元をめぐるコースをゆったり散策してみませんか。それぞれの酒蔵では、酒造りの工程を学びながら、蔵の個性を生かした自慢の酒を試飲できます。時期によっては、実際の酒造りを見学できることも。江戸時代、宿場町として栄えた面影をしのばせる史跡やまち並み、代々守り伝えてきた井戸水の飲み比べなど、見どころもいっぱいです。風情ある通りを歩いていて、酒蔵を改装したカフェやショップに出会えるのも、酒都・西条ならでは。お土産には、各蔵の酒はもちろん、西条酒ゆかりのグッズやお菓子もおすすめです。

酒蔵めぐりコース

JR西条駅
5分 4分
御茶屋(本陣)跡

江戸時代、参勤交代の大名や幕府の要人が宿泊した本陣跡。

1分
1.賀茂鶴酒造
2分
2.福美人酒造
3分
3.賀茂泉酒造
4分 3分
くぐり門

路地をまたぐ建物。昭和初期まで芝居小屋へ続く入口だった。

1分
4.亀齢酒造
1分
5.西條鶴醸造
1分
6.白牡丹酒造
11分
7.山陽鶴酒造
5分 10分
松尾神社(御建神境内)

西条の酒の守護神。毎年11月には酒造祈願祭が行われる。

6分
JR西条駅

KAMOTSURU

賀茂鶴酒造株式会社
〒739-0011東広島市西条本町4-31
TEL 082-422-2121
FAX 082-422-2300
www.kamotsuru.jp
口碑によると、江戸時代初期、醸造業をなりわいとし、1873(明治6) 年に酒銘を『賀茂鶴』と命名。明治時代から先進的精米技術を取り入れ、1917(大正6) 年には全国酒類品評会で初の名誉賞受賞。また、およそ50年前、市販酒としていち早く、大吟醸造りの酒を発売し先駆けとなった。全国新酒鑑評会の金賞受賞数は通算、延95蔵を超え、現在も記録を更新している銘酒蔵。酒造りや遍歴を紹介している「見学室」を設けている。
KAMOTSURU

FUKUBIJIN

福美人酒造株式会社
〒739-0011東広島市西条本町6-21
TEL 082-423-3148
FAX 082-422-7497
www.fukubijin.co.jp
1917(大正6)年、酒造業者有志の出資により、全国で初めて法人組織の蔵として創業。間もなく全国酒類品評会の最高位を連続受賞し、審査標準酒の栄誉を受ける。さらに、酒造業界の要請で杜氏や発酵工学の技術者を養成する教育機関に指定され、1970(昭和45)年頃まで「西条酒造学校」として多くの人材を輩出した。「福美人」の名のごとく、ふくよかでやさしい口あたりの酒は、広島の酒の代名詞である女酒を代表する銘柄といわれている。
FUKUBIJIN

KAMOIZUMI

賀茂泉酒造株式会社
〒739-0006東広島市西条上市町2-4
TEL 082-423-2118
FAX 082-423-9217
www.kamoizumi.co.jp
1912(大正元)年創業。醸造アルコールなどを添加した三増酒が主流だった昭和40年代、日本酒本来の姿を求めて、米と米麹だけで醸す純米酒の復活に取り組む。1971(昭和46)年、当時としては画期的な精米歩合60%の純米吟醸酒を世に送り出し、全国的にその名を広めた。純米醸造を完成させたのは、広島の現役最古参として尊敬を集める増田幸夫杜氏。炭素ろ過を行わず、芳醇な味わいとコクを引き出した酒は、ほんのり山吹色をしている。
KAMOIZUMI

KIREI

亀齢酒造株式会社
〒739-0011東広島市西条本町8-18
TEL 082-422-2171
FAX 082-423-8219
kireikireikirei.jimdofree.com/
百薬の長である酒を口にすることで、亀のごとく長生きすることを願って「亀齢」と命名された。1917(大正6)年の全国清酒品評会で、初代名誉賞を受賞した伝統ある酒蔵。甘口が多い広島酒の中では、辛口の酒で喉ごしのうまさを身上とする。広島県産の酒造好適米をふんだんに使用し、蔵の伝統を受け継ぐ手造りの技法で醸した酒は、全国にファンを広げている。麺に日本酒を練り込んだ「醸華町うどん」や酒粕を原料にした美肌石鹸も好評。
KIREI

SAIJOTSURU

西條鶴醸造株式会社
〒739-0011東広島市西条本町9-17
TEL 082-423-2345
FAX 082-422-8272
www.saijotsuru.co.jp
広島県産の酒造好適米と、伝統的な手造りの醸造法にこだわる酒蔵。1904(明治37)年の創業で、当時の建物がほぼそのままの姿で残っている。今も現役で活躍するレンガの煙突は西条唯一。酒造りは厳冬期に限ることにより、後切れが良く、さらりと飲める純米酒や吟醸酒を醸し出す。蔵の技術の枠を集めた超低温永年熟成による純米大吟醸原酒「神髄」は、酒と食品の世界的な権威「モンドセレクション」の金賞を10年連続して受賞している。
SAIJOTSURU

HAKUBOTAN

白牡丹酒造株式会社
〒739-0011東広島市西条本町15-5
TEL 082-422-2142
FAX 082-424-4250
www.hakubotan.co.jp
広島県で屈指の歴史を誇る酒蔵。石田三成に仕えた智将、島左近の子孫が1675(延宝3)年に開いたと伝えられる。酒蔵通りには、江戸時代に建造された延宝蔵と天保蔵があり、天保蔵の試飲コーナーには棟方志功の版画が飾られている。手造りの基本を守りつつ、他の蔵に先駆けてコンピュータを導入し、オートメーション化を図ってきた。後切れの良い上品な味わいが特長。胃弱で知られる文豪・夏目漱石も「白牡丹」だけは愛飲していたという。
HAKUBOTAN

SANYOTSURU

山陽鶴酒造株式会社
〒739-0016東広島市西条岡町6-9
TEL 082-423-2055
FAX 082-422-7933
www.sanyotsuru.jp
江戸時代後期の創業。広島県北部の酒造好適米を使い、上品で爽やかな味わいの酒造りを特長とする蔵。大吟醸、純米吟醸、おり酒などを飲み比べることができる180ml瓶5本組の「五酒セット」が人気を集めている。また、広島市内に2軒、東京都内に1軒の飲食店を展開。蔵元直送の日本酒を直営のダイニング&バーで心ゆくまで楽しんでもらうという、酒造業の新しいスタイルが話題を呼んでいる。
SANYOTSURU

KAMOKI

賀茂輝酒造株式会社
〒739-0043東広島市西条西本町11-3
TEL 082-422-2537
FAX 082-422-4895
1895(明治28)年創業。「小さな蔵だからこそできる酒造りがあるはず」という信条のもと、新しい感性で少量多品種の酒造りを行う個性派の酒蔵。オンザロックでも楽しめる蔵出しの原酒「モルト・カモキ」や、玄米を使った「赤米仕込み」などが人気。敷地内には古い米蔵を改装したカフェや和菓子の店があり、陶器を展示販売するギャラリーを兼ねた試飲コーナーは、音響効果が優れていることからライブ会場としても活用されている。
KAMOKI

SAKURAFUBUKI

金光酒造合資会社(桜吹雪)
〒739-2622東広島市黒瀬町乃美尾1364-2
TEL 0823-82-2006
FAX 0823-82-7948
www.kamokin.com
1880(明治13)年創業。2003(平成15)年より杜氏制を廃止し、若手社員による手造りの手法に切り替える。蔵元自ら造りの指揮をとり、生産から販売まで、さらにはお客様の手元に届くまで責任を持った販売を行うことができるのが強み。少量生産ゆえに、一升瓶2,000円から1万円の酒まで同じ手間暇をかけ、純米以上の特定名称酒(プレミアム酒)は冷蔵貯蔵を徹底している。柔らかな口あたりと、爽やかな香りが若い人を中心に人気を集めている。 (JR西条駅から南へ約13キロ)
SAKURAFUBUKI
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